扶養内パート2018年いくらまで?損しない為の注意点と変更点も紹介

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改訂するしないの論議が続いていた扶養内控除の額についてパート主婦は2018年からの改訂で働き方が変わった方もいるのではないでしょうか?

パートの方だけでなく単発で働いている方などは実際どのように変わったかよく知らないからそろそろ確認しておきたいという方もいるでしょう。

そこで今回は、扶養内パート2018年いくらまでか?損しない為の注意点と変更点や得する点や気になる壁についても紹介していきます。

勤め先の規模によっても実は違いがあります。

知らないと損をする事もあるので会社まかせにせず確認しておきましょう。

それではしっかりチェックして行きましょう!

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扶養内パート2018年いくらまで?

いつから?

2018年1月1日~2018年12月31日までの所得が対象です

上限額アップ!

●103万円以下→150万円以下へ

年収103万円以下というのが配偶者控除を受ける為の壁の一つでしたが、これが150万円以下に引き上げられました。

●144万円以下→201万円以下へ

2つ目の壁は、今まで144万円までで、控除額は減額されるものの103万円以上144万円以内であれば配偶者特別控除を金額に応じて受ける事ができました。

がこれが144万円→から201万円に引き上げられました。

月いくら?

月々のお給料で換算すると今までは8.5万円だったのが改訂後今年からは約12.5万円とより多くの収入を得る事ができます。

扶養内パート2018年いくらまで?損しない為の注意点

もう一つの壁

今まで税制面上の扶養の壁についてお話してきましたが、もう一つ130万円の壁というものがあります。

これは社会保険の壁という物でいわゆる健康保険と年金の壁です。

130万円を超えると社会保険上の扶養の壁にぶち当たります。

この場合社会保険場の扶養から外れるので自分で社会保険に加入しなくてはいけません。

●得する点

・年金額がアップする
ただしこれは勤め先の社会保険つまり厚生年金に加入できた場合です。

●損する点

・社会保険を払う分手取り額が減る

これは勤め先の厚生年金に加入した場合もそうですが、将来の貯蓄になると思えばいいのですが、勤め先の社会保険(厚生年金)に加入できない場合はただの減額となってしまいます。

加入できない場合というのは、会社の社会保険加入要件を満たすかどうかと言う点がありますのでこのへんは会社によく確認してみる必要があります。

大きな企業に勤めている方のもう一つの壁

これは今年からではなく2016年10月からの制度ですが、上記の130万円の壁が以下の要件にあてはまる人は130万円ではなく106万円の壁になります。

・会社の従業員数501人以上の会社
・労働時間が週20時間以上の人
・月額88.000円以上の収入がある

上記3点などの条件にあてはまる人が対象となります。

この場合被保険者となってしまい扶養からも外れてしまいます。

近所のドラッグストアやスーパーに勤めている方も店舗数の多いお店の場合はこれに当てはまってしまう方が多いので注意しておきましょう。

パート社会保険に加入したくない人の条件106万の壁や週20時間の壁について

扶養者が家族手当をもらっている方

旦那さんが、扶養家族に家族手当を付けている企業にお勤めの場合は企業によって基準があるのでそれを超えてしまうと手当がもらえなくなってしましますので手当をもらっている方はそ
の基準にも注意しておきましょう。

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扶養内パート2018年いくらまで?変更点も紹介

所得税の新しい壁出現

103万円の壁はなくなってんでしょ?とここまでの話だとおもってしまいますが2018年から新たな103万円からの壁が出現します。103万円を超えると、課税所得がプラスになってしまうので、所得税がかかってきます。

住民税

扶養控除を受けている主婦は今まで98万円未満97999円までであれば住民税も自分の給料からひかれる事はなかったですが、今年からは100万円以上から住民税の支払いが発生します。

100万円の壁出現です。

月計算すると主婦の住民税は手取りが減ってしまう程ではないですが、市区町村によって住民税は違うので気になる方は調べておきましょう。

扶養内パート2018年いくらまで?損しない為の注意点と変更点まとめ

いかがでしたでしょうか?上限額アップで喜んでいた方も今回紹介した点を見てみるとあまり喜べないなという方もいらっしゃるかと思います。

[su_box title=”2018年からの壁” style=”soft” box_color=”#b5f1e7″ title_color=”#0a0909″]・100万円の壁                                              ・103万円の壁                                              ・106万円の壁                                              ・130万円の壁                                              ・150万円の壁                                              ・201万円の壁[/su_box]

と2018年からは対象者別で年収別の壁が色々あるのでしっかり頭に入れておいて損しない様にしましょう。

今年から大手のスーパーやコンビニの勤務を始めたという方や調整しながら派遣勤務されていた方などは特に注意しておきましょう。

参考になりましたでしょうか?最後まで読んで頂きありがとうございました。

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